日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、映画を観る時の音が大きすぎて、いつも嫁さんにしかられるbenoitです。
さて、今日紹介する「NIRO」はいわゆるヴァーチャルサラウンドスピーカー(VSS)です。
僕は特に熱心な映画ファンではないのですが、何も考えずに見られるアクション物は結構好きで、家族が寝た後によく観ています。
で、アクション物がメインとなると、やはりサラウンドの効いた大音量で観たいという欲求がわいてきます。
そのため、狭い部屋ながらも以前は5.1chのスピーカーシステムを使用し幸せな毎日を送っていたのですが、スピーカーを倒すことを生きがいとする未知の生物が我が家に登場してから話が変わってきました。
当然、5.1chシステムは押入れに撤退を余儀なくされ、しばらくはTVのスピーカーで映画を観ていたのですが、やはり少々物足りなさがあります。
そういったわけで、物欲の神の使いとしてVSSを物色し始めました。その当時は、YMAHAのYSP-1000は発売されていませんでしたので、普通に探すとBOSEの3・2・1シリーズに落ち着くことになるのでしょう。しかし、そこはbenoitクォリティーで最終的に「NIRO」を選ぶことになりました。
さて、このNIROという会社、ほとんどの方がご存じないかと思います(なんか、いつもご存じないものばかりにつて書いているような気がします)が、ナカミチといえばオーディオに明るい方なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
ナカミチは、国産の高級オーディオメーカーで、スタイリッシュでバカ高いスピーカーシステムなんかを販売していました。文章が過去形なのは、残念(でもないか)ながら既に倒産してしまったからです。
そのナカミチをつぶした評判の悪い二代目の社長が新たに立ち上げたメーカーがNIROなのです。
このNIROの特徴は、5スピーカーを1ボックスに収めているという特殊な形体です。このVSSは一般的な2chスピーカーで擬似サラウンドを演出するものではなく、きちんと5.1chのスピーカーが独立しており、リアスピーカーに当たるものが存在しているのです。
ただ面白いことに、前述のようにリアスピーカーまで1ボックス化され前方に存在するのです。
リンク先などで実際の形を見ていただければ判ると思うのですが、「本当に、これでまともな音が鳴るのか?」と感じてしまうようなデザインです。
ところが実際5.1chのソースを聞いてみると、かなりの衝撃的を受けます。視覚的にスピーカーが一塊なので、どうしても「音が広がらないんじゃないか」という不安がありましたが、前方からのサラウンド感は、かなりのものといってよいと思います。スピーカーとは全く離れた空間から直接音が響いてくるような不思議な感覚が味わえます。とても目の前の1ボックススピーカーから音が出ているとは思えません。
後方からのサラウンドもなかなか良好ですが、これに関しては、やはり実際後方にスピーカーがあるシステムと比較すれば不満が残ります。しかし、この後方からのサラウンドに関しても、たび重なるバージョンアップにより、かなり改善されてきています。
さらに、このバージョンアップに関してですが、これはNIROから送られてくるメモリカードをアンプに差し込むだけ完了するという前例がないシステムになっています。
最新のVer3.0においては、初代と比較すると音質の面でもサラウンドの面でも十分な進化を感じ取ることが出来ます。
と、かなり褒めさせてもらいましたが、NIROに関してはちょっと心配なことがあります。それほど重要なこととは思えないのですが。
えー、端から見ても倒産間近な雰囲気がぷんぷんしてきます。
在庫がない商品は売り切りれのままで放置、いままで「サウンド体験プログラム」という試聴を行えるシステムがあったのですが、それも中止。
今年いっぱいは持ちそうもありません。製品そのものは、非常に良いものだと思いますので、興味をもたれた方は早めのご購入をお勧めします。
とスピーカーについて考えて、悪い会社じゃないんだけどなぁと想っています。
ではでは
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さて、今日紹介する「NIRO」はいわゆるヴァーチャルサラウンドスピーカー(VSS)です。
僕は特に熱心な映画ファンではないのですが、何も考えずに見られるアクション物は結構好きで、家族が寝た後によく観ています。
で、アクション物がメインとなると、やはりサラウンドの効いた大音量で観たいという欲求がわいてきます。
そのため、狭い部屋ながらも以前は5.1chのスピーカーシステムを使用し幸せな毎日を送っていたのですが、スピーカーを倒すことを生きがいとする未知の生物が我が家に登場してから話が変わってきました。
当然、5.1chシステムは押入れに撤退を余儀なくされ、しばらくはTVのスピーカーで映画を観ていたのですが、やはり少々物足りなさがあります。
そういったわけで、物欲の神の使いとしてVSSを物色し始めました。その当時は、YMAHAのYSP-1000は発売されていませんでしたので、普通に探すとBOSEの3・2・1シリーズに落ち着くことになるのでしょう。しかし、そこはbenoitクォリティーで最終的に「NIRO」を選ぶことになりました。
さて、このNIROという会社、ほとんどの方がご存じないかと思います(なんか、いつもご存じないものばかりにつて書いているような気がします)が、ナカミチといえばオーディオに明るい方なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
ナカミチは、国産の高級オーディオメーカーで、スタイリッシュでバカ高いスピーカーシステムなんかを販売していました。文章が過去形なのは、残念(でもないか)ながら既に倒産してしまったからです。
その
このNIROの特徴は、5スピーカーを1ボックスに収めているという特殊な形体です。このVSSは一般的な2chスピーカーで擬似サラウンドを演出するものではなく、きちんと5.1chのスピーカーが独立しており、リアスピーカーに当たるものが存在しているのです。
ただ面白いことに、前述のようにリアスピーカーまで1ボックス化され前方に存在するのです。
リンク先などで実際の形を見ていただければ判ると思うのですが、「本当に、これでまともな音が鳴るのか?」と感じてしまうようなデザインです。
ところが実際5.1chのソースを聞いてみると、かなりの衝撃的を受けます。視覚的にスピーカーが一塊なので、どうしても「音が広がらないんじゃないか」という不安がありましたが、前方からのサラウンド感は、かなりのものといってよいと思います。スピーカーとは全く離れた空間から直接音が響いてくるような不思議な感覚が味わえます。とても目の前の1ボックススピーカーから音が出ているとは思えません。
後方からのサラウンドもなかなか良好ですが、これに関しては、やはり実際後方にスピーカーがあるシステムと比較すれば不満が残ります。しかし、この後方からのサラウンドに関しても、たび重なるバージョンアップにより、かなり改善されてきています。
さらに、このバージョンアップに関してですが、これはNIROから送られてくるメモリカードをアンプに差し込むだけ完了するという前例がないシステムになっています。
最新のVer3.0においては、初代と比較すると音質の面でもサラウンドの面でも十分な進化を感じ取ることが出来ます。
と、かなり褒めさせてもらいましたが、NIROに関してはちょっと心配なことがあります。それほど重要なこととは思えないのですが。
えー、端から見ても倒産間近な雰囲気がぷんぷんしてきます。
在庫がない商品は売り切りれのままで放置、いままで「サウンド体験プログラム」という試聴を行えるシステムがあったのですが、それも中止。
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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