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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、書きかけのコメントが飛んでしまって書き直しているbenoitですorz
昨日のコメントで「ターミナル」について書きましたが、あれはあくまでもトラバ用のコメントなので、かなり薄味になっています。
大好きな映画なので、そのまま放っておくのもスッキリしませんので、今回改めて「ターミナル」について語りたいと思います。
さて、そもそも僕はトム・ハンクスもスピルバーグも特別に好きというわけではありません。しかし、このターミナルに関しては映画の予告CMの時から何かひっかかるものを感じました。なんというか画面から漂ってくる空気のようなものに、僕の「おとぎ話」を求めるアンテナが反応したというところでしょうか。
ただ、このブログお読みの方には既にお判りだと思いますがヌルイ=beoitとい公式がなりたっていますので、「レンタルかWOWOWでやるまで待つ」というスタンスで、映画は観にいっていませんorz
まあ、そんなわけでレンタルで観たんですけど、開始数十分で「これは、当たりだ!!」と確信すぐらいピッタリと僕の感性にはまりました。もう、公衆電話の前で途方にくれるナボルスキー(トム・ハンクス)を見た時点で、一緒に泣きそうですよ。っていうか、自分があんな状況に置かれれば大泣きだよ。
あとは、観光ガイドを両手に英語を勉強するシーン(僕もフレンズ好きです)や「それは、ヤギの薬でーす。」なんていうシーンも大好きです。
ラストシーンに関しては、評価が分かれるかもしれませんが、僕としては非常に納得のいくラストでした。逆にすべてがハッピーエンドだったら、それは良質のおとぎ話といえないし、バッドエンドでも同様だと思います。あのハッピーとバッドの狭間にある感覚がラストに余韻を残し、この「ターミナル」を名作たらしめているのではないかと考え・想います。
また、この映画は、細かいストーリよりも、とにかく画面に漂う空気が重要だと思います。すべてのシーンで「喜怒哀楽が混ざり合う空気」が演出されているという、ちょっと奇跡的な演出が秀逸でどんなにハッピーなシーンにも悲しみが、どんなに悲しいシーンにも希望が描かれています。
これが「おとぎ話」としての完成度を極めて高いレベルに押し上げているのだと思います。
あと、もう一つ。この映画は英語が堪能な方以外は「吹き替え」で観ることをお勧めします。字幕だとナボルスキーの言葉のたどたどしさが伝わってこないと思いますので。
「ターミナル」の完成度の高さを構成する重要な要因としてトム・ハンクスの演技力があるのですが、これに関しては字幕で観れば「つたない英語」が判らないし、吹き替えで観ればトム・ハンクスの本来の演技が判らないという矛盾を内包しています。しかし、ナボルスキーをトム・ハンクスより重要と考えれば、前述のように吹き替えで見たほうがベターではないでしょうか。

というわけで、これは本当に名作ですので、皆さんも是非見てください。
ではでは

ちなみに好きな監督はティム・バートンとテリー・ギリアムです。

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