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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、繰り返し風邪をひいているbenoitです。ダルー。
さて、PRO900ですが、いろいろとレビューを上げていたので忘れていましたが、正式な「のこと」を書いていなかった事を思い出しました。
正直なところ、書くべき事はもう書いてしまったとは思うのだけれども、まとめとしてレビューを。
まず、外観ですがデザイン的には従来のPROシリーズのアームを継承。色が締まった黒になったので、若干ながら高級感が出てきたような気がする。ただ、個人的には従来のPROシリーズのチープな青色も好き。ハウジングに輝くシルバーのエンブレムの趣味の悪さも同様。
装着感は、新しい黒パッドのおかげでかなり異なる。側圧は、やや強めで従来のPROシリーズと変わりないのですが、厚みがあり柔らかい素材なので非常に密着性が良く、それに伴って遮音性も高い物となっています。
このパッドのせいで低音が逃げずに、重低音が響くんだと思います。
バランスは、かなり低音よりのドンシャリ。特に低音域は底の方から響くような重低音が特徴。いわゆるウーハーが担当するような思い低音が響きます。当初は量感は多いものの締まりがないと感じましたが、エイジングが進むにつれ締まりが出てきて、最終的にはタイトまでは言えないものの、なかなか締まった低音になりました。
中音域は、かなり貧弱な印象。特にボーカルや主旋律が弱く、遠くで鳴っているような感覚があります。音質も人工的で、ザラつきを感じました。
まあ、このザラつきに関してはゾネホンの特徴だと思いますので、良い悪いと言うよりは好みの問題ではないかと思います。ボーカルは、ややかすれる感じがあり、エッジはややきつめ。
高音域は、エッジがきつくザラつきもある。いわゆるキレイな高音は出ていない。ただ、これもPROシリーズ共通の特徴だと思うので、欠点と言うべきか個性と言うべきか微妙。
音圧は、全音域を通じて極めて高い。ハウジングの中に音がギュッと詰まったような感覚。ただし、中音域に関してはやはりやや凹む。
音の厚みは平均的。ただ人工的な造られた音なので、若干薄く感じる。音の硬さは、かなりソリッドでザラつく。
解像度は、このクラスのヘッドホンにしては、あまり高くない。特に中音域に関しては、低音域がマスクしてしまって細かい音は拾えていない。まあ、拾えているのかもしれないけれどキチンと耳には届かない。音が団子になっているわけではないのですが、荒い感じはぬぐえない。
音場はやや狭く感じる。少なくともS-Logic plusの恩恵は、あまり感じ取れない。ただ、これは装着方法で、やや改善が認められる。耳たぶの後がちょっと押されるくらいに前方にずらして装着すると、かなり前方定位を感じる事が出来る。しかし、それで音場が広がるわけではない。
高い音圧とのトレードオフだとは思うが、密閉型の中でも音のこもりは強い。
そんなわけで、かなり個性的なヘッドホン。
PROシリーズの特徴を推し進めていった感じだと思うが、それが強く出過ぎているような気がする。正直、使いどころに悩む。
僕は聴かないのですが、いわゆるクラブで流すような重低音バキバキの音楽が似合うかも。まあ、クラブって行った事無いけど…
ロック、打ち込み、ジャズ、クラどれもしっくりきませんでした。やはり中音域の凹みが気になる。
擬人化すると、スリムなんだけど力が強い陸上部の女の子。砲丸投げが得意種目。ちょっとガラが悪くて、私服は絶望先生の木野くんみたいに個性的なんだけど残念な感じ。こんなところかなぁ。
残念ながら僕の好みではありませんでしたが、重低音命の人や、ゾネホンの荒さがたまらないぜと言う人にはお勧めかも。

ではでは

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ども、ついに面倒になってテイルズでレベルアップアイテムを買ってしまったbenoitです。ええ、バンナムのカモですが、何か?
さて、ここのところ集中的にレビューしているPRO900ですが、ちらほらとイヤーパッドの交換で音が変わるという情報を見かけましたので、自分でも試してみました。
で、結論から言うと「なんだこれ、完全に別のヘッドホンだろ」と言うくらい変わりました。
どのくらい違うかというと、低音の量があずささんの胸と千早の胸ぐらい変わる。(はい、ヲタじゃない人は置いていきますよ)
方法としては、PRO2500のパッドとお互いに交換して聴き比べしてみました。
まずは、装着感からかなり違います。PRO900の黒パッドが密着性が高く、遮音性も高かったのに対し、PRO2500の銀パッドは同じ側圧なのに軽く感じ、遮音性も低い。
で、銀パッドでPRO900を鳴らしてみると低音がまったくという程出ていない。それだけでなく、全音域にわたって音圧が弱くスカスカの音になってしまう。そうすると、人工的な音質と、高音のザラつきだけが残るという、芳しくない結果に。感覚としては、カナル型のイヤホンをキチンと装着せずに低音が逃げていく感じ。
これは、音質が変わると関わらない以前に使い物にならない。
正直なところ、実験をする前はイヤーパッドの交換だけで、ここまで劇的に変化があるとは思っていなかった。PRO900の重低音がドライバと言うよりイヤーパッドに依存していた事も驚いた。
今後、いろいろとイヤーパッドいじると面白いかもしれない。

ではでは

番外編
ちなみに、黒パッドのPRO2500は、ただでさえ締まりのない低音が、更に量感が過多になり、ボワンボワンにふくらむ。これはこれで、PRO900とは別の意味で使いもにならないorz

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ども、子供を連れて富士急ハイランドへ行ってきたbenoitです。いやー、疲れたorz
さて、とりあえず旅行中も鳴らしっぱなしにしておいたPRO900ですが、エイジングもボチボチ進んできた感じがあります。
低音の締まりが出てきたんだけど、量感としては若干減ってきたような気もする。高音のザラつきは今のところ、ほぼ変わっていないかなぁ。
ただ、問題なのが中音域が改善されるどころか、ますます弱くなったような気がする事。具体的に言うと、とにかくボーカルが遠い。
単に低音でマスクされていると言うよりは、明らかに中音域が凹んでいる。
音の密度は独特の物があるもの、現時点ではPRO2500の方が好みかなぁ。
PRO2500の方がボーカルがキチンと出ていることと、音のヌケが良い事のアドバンテージが大きい。
PRO900はどうしても、こもった感じが好きになれないかも。
まあ、まだ100時間も鳴らしていないので、まだまだこれから変わる可能性はありますけどね。

ではでは

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ヘビさんのところ早速レビューが上がってました。
自分の耳で聞こえた音を書くだけとはいえ、やはりヘビさん等の大御所のサイトとまったく違ったレビューだと不安になる。
今回は、ほぼ同じ感想と言うことで、ちょっと安心。
やはり、人は他者と比較しないと安心できない生き物なのかな。(それとも、僕だけ?)

ではでは

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ども、風邪っぴきだけどテイルズだけはシッカリとプレイしているbenoitです。面白いけど、長いなぁ。
さて、期待の新星ともE9の劣化版とも議論されていたPRO900ですが、ふたを開けてみれば、素直にPRO系の進化形だったんじゃないかと思います。
ちなみに、現在自宅で絶賛エイジング中。
キチンとした「のこと」は、やはり100時間ぐらいは鳴らしてから書きますが、とりあえず新作なのでファースト・インプレッションを。
そんなわけで、今回は音の評価のみ。外観や擬人化などは、また後日。
まず特徴は音圧の高さと、ドンドンザラで極端な低音よりのバランス。低音の量感は、今まで聴いてきたヘッドホンの中でも1番。いわゆるウーハーが担当するような超低音がボンボン出てきている。
初めてならした時は、量はあるもののしまりのない低音だったんだけど、12時間ほど鳴らした時点で既に結構しまりが出てきている。この分だったら、エイジングが進めば量感・締まりともに良い感じになりそう。
中音域は、ちょっと弱いかなぁ。それに中音域と言うより低音域の上の部分から超低音にマスクされている感がある。そのため解像度も今ひとつに感じられた。ボーカルも薄味だが、750よりは出ている。
高音域は伸びが足らない。いわゆるキレイな高音は出ていない。ただし、いわゆるシャリつく高音ではなく、ソリッドなザラつく音。突き刺さるわけでもないし、低音の感覚で鳴っている、やや太さを感じる高音。
…うーん、判りにくい表現ですいません。書いてる本人が、そう感じるんですから読んでいる方は、もっと判らないですよね。PRO系独特の高音をさらに特徴的に推し進めた感じでしょうか。
音場は狭く、特にS-Logic Plusの効果は感じられません、前方定位もありませんし、むしろ750よりこもるかも。ただ、これは音圧の高さがこもりとして感じるのかもしれません。
音圧は全音域で高く、耳の周りに密度が高い空間が出来る感覚。ギュッとつまった音ですね。
そんなわけで、とにかく個性的なヘッドホン。音は極めて人工的で、原音忠実性なんかは最初から無視している感じ。
これは、評価や好みは分かれるだろうなぁ。僕の好みかどうかは、エイジングをもう少し進めてから判断します。聴く曲も得手不得手がハッキリと分かれそう。
ファースト・インプレッションはこんな感じ。

ではでは

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腕時計、デジモノガジェット集め
自己紹介:
30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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