日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、子供にメビウスブレス(ウルトラマンの変身アイテム)を作ったら「これ、だめ」とダメだしをくらったbenoitです。
さて、今日はラーメンズの第12回公演の「ATOM」についての書いていきたいと思います。
今回は、ちょっと趣向を変えてオチをばらさない程度に、一つ一つのネタについてコメントしていくつもりです。やはり公演全体のイメージだけでは、書きたい事が伝わらないと思いますので。
今回の「ATOM」ですが、これは2003年に公演されたもので、本来だったら「鉄腕アトム」が創られる年でした。それにちなんで、「未来」をメインテーマにした公演になっています。ちなみに、「鉄腕」の後に「バーディー」と浮かんでしまった人は人生が終わっていますので気をつけてください。
では、まず最初のコント「上下関係」から
自称完全な上司と自称不完全な部下の会話のやり取りをテーマとしたコントです。
片桐演じる完全な上司が自分の優位性を証明しようと徹夜や仕事の多さをアピールするのですが、ことごとく小林の演じる部下に負けてしまいます。
このコントは完全に片桐のもので、どんどんと追い詰められて泣きそうになっていく様が微笑ましいです。オチは、まあまあといったところですが、これは片桐が追い詰められていく過程を楽しむコントだと思うので、オチはオマケと考えて良いのでないでしょうか。
次は、「新噺」
これは、小林が噺家として落語を演じるところから始まります。一人二役や手ぬぐい・扇子を小道具として使うという落語の「お約束」を逆手に取ったコントです。
落語や一人芝居においては、パントマイムやキャラクターの切り替えを観客側が脳内で補完する必要がありますが、それを否定することからコントが始まっていきます。その後、いるべき人がいなかったり、いないはずの人いたりして「お約束」と「事実」が交錯しながら話が進んでいきます。
これは、「上下関係」と逆で小林のコントだったともいます。やはり、基本的な台詞回しやパントマイムは、明らかに小林の方が上ですので、一人芝居の形式になると小林の上手さが引き立ちます。
「アトム」
公演の題名にもなっている「未来」をテーマとしたコントです。
30年前に仮死状態で眠りに着いた父親(片桐)が2003年に目覚め、息子のアトム(小林)と再開をはたすというストーリー。
父親の持つ未来感に、現実がついていっていないことからくる認識のずれが面白い。父は21世紀が夢の世紀だと思っているのだが、実際は微妙。中途半端な未来に失望していく。
でも、僕らも子供の頃は「21世紀」って車は空を飛んでいるって思っていましたよね。(僕だけじゃないよね?)
30代が持っていた未来感がよく出ていて、共感できました。逆に10代の若者にはピンと来ないかも。
後半はその2でコメントしますね。
ではでは
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さて、今日はラーメンズの第12回公演の「ATOM」についての書いていきたいと思います。
今回は、ちょっと趣向を変えてオチをばらさない程度に、一つ一つのネタについてコメントしていくつもりです。やはり公演全体のイメージだけでは、書きたい事が伝わらないと思いますので。
今回の「ATOM」ですが、これは2003年に公演されたもので、本来だったら「鉄腕アトム」が創られる年でした。それにちなんで、「未来」をメインテーマにした公演になっています。ちなみに、「鉄腕」の後に「バーディー」と浮かんでしまった人は人生が終わっていますので気をつけてください。
では、まず最初のコント「上下関係」から
自称完全な上司と自称不完全な部下の会話のやり取りをテーマとしたコントです。
片桐演じる完全な上司が自分の優位性を証明しようと徹夜や仕事の多さをアピールするのですが、ことごとく小林の演じる部下に負けてしまいます。
このコントは完全に片桐のもので、どんどんと追い詰められて泣きそうになっていく様が微笑ましいです。オチは、まあまあといったところですが、これは片桐が追い詰められていく過程を楽しむコントだと思うので、オチはオマケと考えて良いのでないでしょうか。
次は、「新噺」
これは、小林が噺家として落語を演じるところから始まります。一人二役や手ぬぐい・扇子を小道具として使うという落語の「お約束」を逆手に取ったコントです。
落語や一人芝居においては、パントマイムやキャラクターの切り替えを観客側が脳内で補完する必要がありますが、それを否定することからコントが始まっていきます。その後、いるべき人がいなかったり、いないはずの人いたりして「お約束」と「事実」が交錯しながら話が進んでいきます。
これは、「上下関係」と逆で小林のコントだったともいます。やはり、基本的な台詞回しやパントマイムは、明らかに小林の方が上ですので、一人芝居の形式になると小林の上手さが引き立ちます。
「アトム」
公演の題名にもなっている「未来」をテーマとしたコントです。
30年前に仮死状態で眠りに着いた父親(片桐)が2003年に目覚め、息子のアトム(小林)と再開をはたすというストーリー。
父親の持つ未来感に、現実がついていっていないことからくる認識のずれが面白い。父は21世紀が夢の世紀だと思っているのだが、実際は微妙。中途半端な未来に失望していく。
でも、僕らも子供の頃は「21世紀」って車は空を飛んでいるって思っていましたよね。(僕だけじゃないよね?)
30代が持っていた未来感がよく出ていて、共感できました。逆に10代の若者にはピンと来ないかも。
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ホワイトブルーワーカー
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腕時計、デジモノガジェット集め
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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