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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、「星の王子さま」を読んでいるのですが、難解でなかなか進まないbenoitです。これって、童話じゃないよね?
さて、ついに本題のナルダンのパーペチュアルGMTについて書いていきたいと思います。
その(1)でナルダンの頭脳と紹介したエクスリン博士が1996年に自らの名をつけた「パーペチュアル・ルードビッヒ」を発表しました。
この腕時計の優れているところは、今までの永久カレンダーがリュウズと複数のプッシュボタンの組み合わせにより日付の設定をしなくてはならなかったのに対し、リュウズの操作のみで年・月・日・曜日・時刻の設定をすることが出来ることです。これは、長い機械式時計の歴史でも類を見ないものであり、まさに画期的といえるものでした。
このシステムにより、前述したように煩雑であった永久カレンダーの日付の調整が、きわめて簡単に行えるようになったのです。
しかし、このような画期的なシステムですら実は副次的なものにすぎませんでした。
このパーペチュアル・ルードビッヒは、永久カレンダーでありながら日付を含め逆回しが可能な腕時計だったのです。これが、いかに奇跡的なことかは機械式時計が趣味の方や、その(1)から辛抱強く読んでいただいた方には判っていただけると思います。
この二つの特性により、永久カレンダーという複雑機構が、日常生活の中で正確な日付を確認する道具としての本来の意味を取り戻したのです。
しかし、エクスリン博士の永久カレンダーへのアプローチはこれで終わりを告げたわけではありません。さらに1999年にGMT機構を追加した「GMT±パーペチュアル」を発表したのです。
GMTというのは、簡単に説明すると世界の時差を表示できる機能です。
このパーペチュアルGMTでは、例えば旅行や出張などで、+3時間の地域に移動した場合8時位置にあるプッシュボタンを3回押すだけで現地時間に合わせることが出来ます。
これだけ聞くとたいしたことが無いように思えるかもしれません。じっさいGMT機構というのは、現在ではさして複雑な機構とはいえないと思います。
しかし、この腕時計の凄さは永久カレンダーにGMTを加えたことにあるのです。
いままで、永久カレンダーの日付設定の複雑さについて延々と述べてきましたが、この腕時計はホームタイムを維持したまま日付変更線を越えてGMT機構を使用することが出来るのです。
もうここまでくると、なんと言って賞賛したらいいのかすら判りません。
他のメーカーが、日常では使い物にならない永久カレンダーを作り続けている中、好きなときに付けれられ、簡単に調整が出来、世界のどこに行っても正確な日付を知ることが出来る腕時計を創りだしたのです。
まさに永久カレンダーの人類最高傑作といえるものであり、いつかは手にしてみたい逸品だと思います。
エクスリン博士はその後も「フリーク」という化け物時計も開発しているのですが、その話もいずれは書きたいと思います。
ちなみに、残念ながらエクスリン博士は現在ではナルダンを退社しており、スイスの国営時計博物館の館長をされています。
ではでは

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