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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、当直明けで眠いbenoitです。
さて、ずいぶん間が空いてしまいましたが、今回はナルダンのパーペチュアルGMTの事を昨日の続きのように書いていきたいと思います。
前回は永久カレンダーの複雑さと繊細さについてまで書き込んだと思います。この永久カレンダーという機構は、非常に複雑であるという割には、持っている本人にしか凄さが判らないという、マイナーな腕時計の世界でも、かなり地味な複雑機構になると思います。
スプリットセコンドやトゥールビヨン(wiki先生にリンクして説明しようと思ったら、wiki先生ですらご存知ありませんでしたorzまた、別の機会に詳しく説明するつもりです。)のように、他の人が見ても一目で判るものと比較して、本当に自己満足以外の何者でもありません。そもそも100年も生きられないし、実際には5年ぐらいに一度のペースでオーバーホールも必要となってきますからね。
しかし、当然のごとく僕はその無意味な複雑さに惹かれてしまいます。
特に今回紹介するナルダンの永久カレンダーは、他社の物とはまったく異なると言っても良いほどの完成度を誇っています。
まず、機械式の時計とは単純な2針・3針のものであっても、基本的には逆回転を加える事はご法度です。時計というものは、当然未来に向かって時を刻むように設計されているために、逆回転は歯車や脱進機といわれる時計の心臓部にダメージを与えます。それに加えて、永久カレンダーというのは400年分の日付や曜日、物によっては月齢までが歯車によってプログラムされています。
当然、逆回しなどは禁忌中の禁忌となってしまい、前回書いたようにうかつに針を進めてしまえば、とんでもない事になってしまいます。例えば、うっかり年をつかさどるプッシュボタンを3回押してしまったとしましょう。この時計が次に正確な日時を示す事ができるのは、ゼンマイが切れて動かなくなってから3年後です。
よほど気が長い人でもないかぎりは、数万から時には10万円以上のお金と数ヶ月の時間をかけて調整を頼む事になります。この値段や時間にに驚かれる方は多いと思いますが、スイスを中心としたヨーロッパの複雑時計というものは、本社の熟練した専門の技術者でなければ調整できない事がままあるのです。となると、スイスまでの輸送費や技術者の人件費を考えると調整だけで他の腕時計が買える値段になる事も珍しくありません。
このように、永久カレンダーというものは金のかかる機械式腕時計の中でも、地味なくせに扱いにくいものなのです。
さて、そこでこの不条理な永久カレンダーの世界に救世主としてナルダンのパーペチュアルカレンダーが登場するのですが、疲れてきたので「その3」に続く事になります。
いやー、我ながらあまりの自己中心ぶりにビックリですが、許してもらえたら嬉しいです。
ではでは

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