日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、本日2回目のbenoitです。
スタートダッシュしすぎると、ネタがすぐ枯れてしまいそうな気がするので、1日1ネタにしようかと思っていましたが、どうせ誰が読んでいるわけでもないと気づき、ガンガン更新することにしました。
さて、タイトルの「マンドラ(ry」ですが、これはシティーボーイズというお笑いトリオの最新公演のタイトルです。
たぶんほとんどの人が「シティーボーイズって、だれ?」とう状態だと思いますが、個人名を挙げていけば知らない人はいないと思います。大竹まこと、斉木しげる、きたろうの三人組みのことなんですね。個人個人としては、テレビで3人のうちの1人も見かけないという日は無いんじゃないでしょうか?
ところが一転してシティーボーイズという本来のグループになると、知名度がグッと下がるのが面白いです。高橋幸宏とビートニクスの関係みたいなもんでしょうか(基本的に、小ネタに付いてこられない人はおいていきます)。また、よく見かけるのに、売れっ子ではないというラインが僕の好みをくすぐりました。
まあ、とにかく僕は熱烈という程ではないけれども、10年ぐらい前からのファンです。
ただ、三木聡が演出から降りてからの数年間の迷走時代は、それほど面白いとは感じませんでした。方向性が定まらず、一つ一つのコントが最終的につながりを見せるという公演全体としてのピントがずれていて、「愚者の代弁者、西へ向かう」の時のような勢いは求めるべくも無い状態だったと思います。伊坂幸太郎の小説が、尻切れトンボで終わるような違和感とでも言えば近いでしょうか。
ところが、「マンドラゴラ(ry」に関しては、久しぶりにキターッ!!という感じでした。
今回は、いとうせいこうと中村有志、銀粉蝶を加えての6人体制での公演でしたが、久しぶりに、三木時代クオリティーのシティーボーイズを観られたと思います。未見の人のために、一つ一つのネタに関しても感想は避けますが、公演を通してのクォリティは、ここ数年の中で最高だったと思います。ラストシーンは、無間地獄を知っている人には、予想通りだったと思いますが、逆に予定調和的な安心感を得られるラストでした。シティーボーイズのキャリアを考えれば、そろそろ予定調和というものを取り入れてきて良いと思いますので、このラストは良しとしたいですね。
で、後から確認したら案の定いとうせいこうが構成を担当していました。「風は、ふり返らない」の時点でいとうせいこうの匂いがかなり強く出ていて「無間地獄」を思い出しました。
とにかく公演全体を通してクォリティーやテンションを維持できた事が評価に値すると思います。ただ、トータルではなく個々の面白さを、さらに突き詰めて考えてみると「いとうせいこう」と「中村有志」が面白かったというシティーボーイズファンとしては、なんとも微妙な結果にたどり着きました。
特に大竹まことの足の引っ張り具合がステキでした。きたろうと斉木しげるに関しては、各々が何を演じればよいかが明確に解っていて、キチンと一本筋が通った演技になっていたと思います。まあ、これはきたろうのミスの多さや斉木のオーバーアクションを正と観るか負と観るかで評価は変わってくると思いますが。(当然僕は、正の方向で認めてます)
ただ、大竹に関しては全体を通して演技のピントが定まらず、どうしても浮いた印象が付きまとっていました。まあ、これに関しては前者二人と違って、比較的ニュートラルなキャラクターを演じなければいけない大竹が一番難しいともいえますが、それを考慮しても「サドルバー」あたりの演技はひどかったと思います。なんか最近の大竹は時々「アイタタター」と演技をすればOKと思ってる節があって、そういった安易さが前面に出てきてしまった印象ですね。
ぜひ、ゲストに左右されない「シティーボーイズクオリティー」を底上げして欲しい。
ガンガレ!!(特に大竹)
来年のシティーボーイズの公演のことを考えながら、やっぱり「ラーメンズ」の方が面白いかなぁと想っています。
判ると思うけど、やたらと固有名詞が出てきたり、比喩がわかりにくいのはワザとです。
「ダリア。」
「酒屋でございまーす。」
食いつける人だけ、食いついて下さい。もちろん、食いつけない方がマトモです。
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スタートダッシュしすぎると、ネタがすぐ枯れてしまいそうな気がするので、1日1ネタにしようかと思っていましたが、どうせ誰が読んでいるわけでもないと気づき、ガンガン更新することにしました。
さて、タイトルの「マンドラ(ry」ですが、これはシティーボーイズというお笑いトリオの最新公演のタイトルです。
たぶんほとんどの人が「シティーボーイズって、だれ?」とう状態だと思いますが、個人名を挙げていけば知らない人はいないと思います。大竹まこと、斉木しげる、きたろうの三人組みのことなんですね。個人個人としては、テレビで3人のうちの1人も見かけないという日は無いんじゃないでしょうか?
ところが一転してシティーボーイズという本来のグループになると、知名度がグッと下がるのが面白いです。高橋幸宏とビートニクスの関係みたいなもんでしょうか(基本的に、小ネタに付いてこられない人はおいていきます)。また、よく見かけるのに、売れっ子ではないというラインが僕の好みをくすぐりました。
まあ、とにかく僕は熱烈という程ではないけれども、10年ぐらい前からのファンです。
ただ、三木聡が演出から降りてからの数年間の迷走時代は、それほど面白いとは感じませんでした。方向性が定まらず、一つ一つのコントが最終的につながりを見せるという公演全体としてのピントがずれていて、「愚者の代弁者、西へ向かう」の時のような勢いは求めるべくも無い状態だったと思います。伊坂幸太郎の小説が、尻切れトンボで終わるような違和感とでも言えば近いでしょうか。
ところが、「マンドラゴラ(ry」に関しては、久しぶりにキターッ!!という感じでした。
今回は、いとうせいこうと中村有志、銀粉蝶を加えての6人体制での公演でしたが、久しぶりに、三木時代クオリティーのシティーボーイズを観られたと思います。未見の人のために、一つ一つのネタに関しても感想は避けますが、公演を通してのクォリティは、ここ数年の中で最高だったと思います。ラストシーンは、無間地獄を知っている人には、予想通りだったと思いますが、逆に予定調和的な安心感を得られるラストでした。シティーボーイズのキャリアを考えれば、そろそろ予定調和というものを取り入れてきて良いと思いますので、このラストは良しとしたいですね。
で、後から確認したら案の定いとうせいこうが構成を担当していました。「風は、ふり返らない」の時点でいとうせいこうの匂いがかなり強く出ていて「無間地獄」を思い出しました。
とにかく公演全体を通してクォリティーやテンションを維持できた事が評価に値すると思います。ただ、トータルではなく個々の面白さを、さらに突き詰めて考えてみると「いとうせいこう」と「中村有志」が面白かったというシティーボーイズファンとしては、なんとも微妙な結果にたどり着きました。
特に大竹まことの足の引っ張り具合がステキでした。きたろうと斉木しげるに関しては、各々が何を演じればよいかが明確に解っていて、キチンと一本筋が通った演技になっていたと思います。まあ、これはきたろうのミスの多さや斉木のオーバーアクションを正と観るか負と観るかで評価は変わってくると思いますが。(当然僕は、正の方向で認めてます)
ただ、大竹に関しては全体を通して演技のピントが定まらず、どうしても浮いた印象が付きまとっていました。まあ、これに関しては前者二人と違って、比較的ニュートラルなキャラクターを演じなければいけない大竹が一番難しいともいえますが、それを考慮しても「サドルバー」あたりの演技はひどかったと思います。なんか最近の大竹は時々「アイタタター」と演技をすればOKと思ってる節があって、そういった安易さが前面に出てきてしまった印象ですね。
ぜひ、ゲストに左右されない「シティーボーイズクオリティー」を底上げして欲しい。
ガンガレ!!(特に大竹)
来年のシティーボーイズの公演のことを考えながら、やっぱり「ラーメンズ」の方が面白いかなぁと想っています。
判ると思うけど、やたらと固有名詞が出てきたり、比喩がわかりにくいのはワザとです。
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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