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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、最近脂っこい物が食べられなくなったbenoitです。歳だなぁorz
さて、KenwoodのKH-K1000ですが、なにせ初めてレビューしたオーバーヘッド型のヘッドホンなので、もう一度レビューを。
Re:レビューなので、外観等はとばして音質のみを書いていきたいかと思います。
まずは、全体のバランスですが、ほぼフラット。ボーカルが若干目立つような気もしますが、これは楽曲にもよると思います。
低音域から高音域まで、ほぼ同じ音圧で非常に聴きやすい印象。
低域は、超低音は出ていないが十分な量が出ており、またキチンと締まった音。中音域へのつながりもスムーズ。
中音域は、ボーカル・主旋律がしっかりと前に出てくる。特にボーカルはかすれたりザラつくことがなく、非常に聞き取りやすい。音の厚みはそれなりにあるが、あまり重厚な感じはしない。音の分離はすぐれている。
細かい音を拾うという意味での解像度は、価格なりといったところか。
高音域は素直で、それなりに伸びる。シャリつく感じは皆無。エッジもきつくなく、刺さるような音はしない。
音場は、やや狭い。音が若干後ろに回り込むような感じがあるので、一聴して広いような感覚もあるが、良く聴くとわりと狭い範囲に音が収まっている。密閉型としては、こもりは少ない方。
音の硬さは、ニュートラルからやや柔らかい音。若干ウォームな感じもあるが、音の温度も、ほぼニュートラル。
打楽器などの響きは乾いており歯切れ良く聴きやすい。
音の立ち上がりは早く、やや残響音が残る。この残響音が、こもりを感じさせるのかもしれない。
トータルの印象としては、とにかくニュートラルで聴きやすい。
ただ、CD900STなど比較して音の厚みがあり、若干のウォーム感があるため、あまりモニタライクな印象は受けない。
特に苦手なジャンルはなく、何でも素直にならしてくれる。あえて言うなら女性ボーカルものが適度に高音が丸められて聞きやすいか?
ただ、優等生ではあるものの、この曲はこのヘッドホンで聴きたいと思わせるような強烈な個性はなく、ヘッドホンとしての音はやや退屈かもしれない。
新・萌えるヘッドホン読本で高得点をマークしているが、たしかにヘッドホン生活の第一歩としてはお勧めのヘッドホンだと思います。

ではでは

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無題
こちらでははじめまして、あっちゃんです
K1000は欲しい欲しいと思いつつもPRO900とか浮気モノがどんどん出てくるので未だ買えていません
あの素直な感じの鳴り方はすごい好きなんですがw
あっちゃん URL 2008/10/06(Mon)13:47:15 編集
無題
あっちゃんさん、コメントありがとうございます。
K1000は値段の割には基本性能が高いヘッドホンだと思います。
ただ、残念ながら没個性的なので、僕のローテションではあまり出番は多くありません。聴き比べの時のリファレンスとして活躍しておりますww
PRO900は、逆に個性的すぎて使いどころが判らずドナドナされ、AD1000PRMに生まれ変わる予定です。
今後とも、よろしくお願いいたします。
benoit 2008/10/06(Mon)15:00:08 編集
そういえば
PRO900を愛していたのですよね、すいません。
benoit 2008/10/06(Mon)16:53:09 編集
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