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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、EMSでBUDAを返品したので、トラッキングを追っていたら受付から12時間経たない間に出国していて、日本の郵便の優秀さに感心しているbenoitです。
さて、購入の前振りもなしに突然購入してしまったD7000ですが、これはかなりの良品だと思います。というか、視聴時の印象通り、密閉型としてE9とタメをはれる数少ないヘッドホンかと。
ヘッドホン祭りの試聴で一聴して「こりゃ、すごい。」と思ったのですが、期待を裏切らない音でした。
まず外観ですが、フラッグシップらしい非常に高級感がただようもの。
すでに色々なところで言われているとおり、光沢処理のマホガニーのハウジングは大振りで迫力があります。個人的には、ハウジングの大きさというのは音場などの空間表現に大きな影響を及ぼすと考えていますので、この時点で期待度が上がります。
イヤーパッドは革製。肌触りは普通で、E9のようなモチモチ感はありませんが、他にはあまり類をみない独特の形状で、ただの円形ではなく、後頭部側が張り出しており、より密閉感が得られる形状となっています。またパッドの内側も後上部から前下部を長径とした楕円形で、これも優れた空間表現に一役買っているんではないかと思います。
ヘッドバンドも、接続部は金属製のシッカリとした造りです。ハウジングの可動域も十分で、バンド部の強度も十分な物だと思います。
僕は基本的には、ヘッドホンにはデジタルガジェットのような所有欲を満たす要素は求めていないのですが、もちろん本機のように高級機としての雰囲気があることは嬉しいですね。
装着感も、非常に良好。前述のようにヘッドバンドは特殊な機構を備えているわけではないのですが、しっかりと固定をされながらも側圧がゆるめなので圧迫感がありません。このあたりはベイヤーのEditionシリーズと同様の付け心地。
音のバランスは低音より。このあたりは、フラットという方もドンシャリという方も色々な意見が有ると思いますが、少なくとも僕の感想としては明らかに低域よりだと思います。
音場は、密閉型の壁を感じさせない広さ。ただ単に音場が広いというよりは、音が遠いといった感じ。例えば、DACやアンプにもよりますが、DT990などは近い音はより近く、遠い音はより遠いという幅のある音場なのですが、D7000は一番近いと感じる音の位置自体が、やや遠目です。また、前後の音の定位がハッキリして奥行きがあるため、前方定位が強く、音の遠さも相まってスピーカーで聴いているような余裕のあるゆったりとした音場・空間表現となります。
音場が半円形のドームを作っているようなイメージがあり、この空間表現はベイヤーのものとは異なる独特の物で、D7000の魅力の一つとなっていると思います。
低域は、豊かで量も十分なものだと思います。非常に魅力的な低音で、E9の締まった低域とも、HD650やDT990のような、やや膨らんだ低域とも異なる独特の音。
例えるならば、弾力を持ったゴムのような低音。キチンと深くまで沈むが、緩く広がらずに音がギュッと詰まった弾力と厚みがあります。
ドラムや低い音を出す管楽器・弦楽器ともに、底から響いてくる感覚です。
ただ、余韻を残す超低域はDT990の方が出ているかもしれません。また、量的には楽曲によっては、やや過剰と感じることがありました。
中音域は、ボーカル・主旋律は、やや遠目。ただ極端に引っ込んでいるという印象はありませんでした。音のピントはしっかりとあっており、解像度もかなり高い。
ただ、その割には音のエッジがきつくないので自然な響きで鳴っており、神経質な鳴り方はしません。鈍い感じは皆無ですが、艶のある柔らかい音。
クリアネスと柔らかさが両立している、希有な音だと思います。
あえて、苦言を呈するなら細かい音はキチンと拾っているのですが、音の情報量が増えすぎると若干分離が悪くなるかもしれません。ただ、これも本当にD7000の音の中での話で、決して他機種に劣るものではないと思います。
高音域は、上までキチンと伸びており、きらびやかさも持っています。細やかな表現に優れていますが、高域でもエッジがきつくないので、刺さる感じがありません。
中音域での艶が失われないので、ギスギスした感じもありませんでした。音量を上げても女性ボーカルのサ行やサックスが痛くありません。もちろん、解像度もトップクラスです。
全体的に音に厚みがあり、「豊か」という表現がピッタリの音造りだと思います。
音のつながりが良く、メロディラインが非常に滑らかに感じられます。音の傾向としては柔らかめだとは思いますが、それに伴う鈍さを感じさせません。
基本的にはオールマイティで、なんでも気持ちよく聴かせてくれますが、やはりオーケストラやジャズが一番合うんではないかと思います。特に大編成のオーケストラでは、迫力と臨場感をもって聴かせてくれると思います。
音の立ち上がりも十分早いので、ハイスピードなロックや打ち込み系ももたつくことなく聴かせてくれますが、全体的に厚みと柔らかさがあるので、ノリという意味ではあまり合わないかもしれません。
また、全体の音の傾向に反して、残響音は長くは残らない。このせいで、柔らかさを持ちつつ鈍くならないんではないかと考えています。
トータルとして、密閉型の最高峰の一つだと思います。(もちろん、僕の聴いた限りでの話ですが)
しかも、E9と音の方向性が正反対といっても良いと思いますので、使い分けも容易だと思います。
E9が音の傾向から音場までゾネらしく、非常に人工的な印象があるのに対して、D7000は、逆に非常に自然な印象があります。
全くキャラが違う2台ですが、それだけに双方とも手放せない逸品ですね。
ただ、あえて言うなら低域が少しだけ過剰かもしれません。
そういえば、izoから低域が少ない真空管アンプが出ていたような…

ではでは

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無題
次はiVHA-1購入フラグですか
そしてD7000バランスverをするためにもう一本買うんですねわかります
つきじ 2009/06/10(Wed)17:21:34 編集
無題
>>つきじさん
な、何をいてるんですか?
決して、週末にiVHA-1が届く予定なんかありませんよッ!!
BUDAの返金が確認されたら、そのままHeadRoomでbalanced D7000を頼もうなんて事も、全く考えていません。
benoit 2009/06/10(Wed)19:34:58 編集
無題
D7000の魅力のひとつは、やっぱりあの空間表現ですよね。観客席にいるような錯覚を覚えそうになります。低音過多は僕も若干そんな気がしているのですが、iVHA-1購入ということで面白いことになりそうですねwレポ楽しみにしてますー。
すかい URL 2009/06/10(Wed)21:39:51 編集
無題
さすがbenoitさん。
行き着く所まで一気に行きますか。
木製のヘッドホンは所有欲を満足させてくれますよね。
黄昏 2009/06/10(Wed)22:30:50 編集
無題
なんだかいつも以上に力の入ったレビューで、お気に入り度が伝わってきます。
そしてiVHA-1にバランス追加ですか^^;
人がお勧めするだろうことを先回りするなんて
そこにしびれる憧(AA略
セラミック URL 2009/06/11(Thu)07:48:32 編集
無題
D-7000すっかりお気に入りの様ですね。
自分も優等生的性格で使い易い所が気に入っています。
話は変わりますが、benoitさんはX1060でクリアケース使っていませんでしたか?
SONYのHPにリコールで交換予定になっているので、使われていたら連絡入れておいた方が良いと思います。(無料交換で、前の物は送り返すかどうか決まっていないとの事)
たけ 2009/06/11(Thu)15:03:41 編集
無題
>>すかいさん
やっぱり、あの空間表現は秀逸ですよね。
iVHA-1は、ほぼD7000のためだけに買いました。

>>黄昏さん
まあ、どうせ同じ場所にたどり着くとあきらめているので、どうせなら早い方が良いかと。
よい子のみんなは、こんな大人になっちゃダメだぞ。

>>セラミックさん
はい、けっこう気合い入れてて書いてみました。
現在の所、密閉型はE9とD7000があれば、それでOKです。(でもないか?)
>そこにしびれる憧(AA略
お前は、今まで買ったヘッドホンの数を、覚えているのか?

>>たけさん
すっかりお気に入りです。
クリアケースは野暮ったいので、早々に取り外して裸で使っています。
結構厳しいレビューをしてしまいましたが、胸ポケットに入れられると言う事を条件に加えると、グッとポジションが上がります。
benoit 2009/06/11(Thu)16:15:08 編集
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