日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、少し痩せたかと思ったら、あっというまにリバウンドしているbenoitです。
さて、DT990 SD&XLRも環境が整ったのでファースト・インプレッションをば。まあ、同様の環境を構築しようという方は、ほとんどいらっしゃらないと思いますので、自己満足用ということで。
現在の環境はiTransport→AT-RD5000→izo iDAC-1→OYAIDE PA-02/TX→MBA-1という環境です。デジタルケーブルに関してはTimeload Absoluteの方が好みなのですが、取り回しが悪すぎるので、オーテクのRD5000に戻しました。というか、あまりにも硬すぎて、ラックに入れるとiTransportが浮きますww
まずは外観ですが、すでに換気扇とかビッグ・ザ・ブドーなどと揶揄されているとおり、かなり個性的。だが、そこが良い。この無個性な時代に、キチンと個性を表現していること自体に価値があるのです。(さあ、例によってDT990関連は誉めることしかしませんよ)
側圧は、PROに比較してかなりゆるめ。もともとDT990の装着感は抜群でしたが、よりゆったり聴ける圧力。特に緩すぎるとは感じませんでした。
音の傾向は低音より。DT990はよくドンシャリと言われますが、個人的には高音のシャリつきは、あまりないと思います。
音場は、とにかく広い。よく音場が広いと言われているHD650やK701と比較しても、比較すること自体が馬鹿らしくなるほど広い。もともとDT990の空間表現は、他に類をみないほど優れたものだと思いますが、それに輪をかけて空間が広がっているのを感じます。特に遠くの音が、小さい音ではなくキチンと遠くで鳴っている音として聞こえるのがすばらしい。音場の狭いヘッドホンでは、本来は遠くで鳴っているはずの音が、近くで小さく鳴っている音になってしまいますからね。
もちろん、結果として音の定位が非常に判りやすくなっています。
ただ、左右の分離が良すぎて、楽曲によっては若干センターが薄くなるような印象も受けました。
低音の質感は、相変わらずすばらしい。E9のような締まった低音ではなく、とにかく底の方から湧いてくるような沈む低音。これがロックやジャズのドラム・ベースと組み合わさると、うねるように響いて、非常に迫力があります。もう、この低音だけでも、他にいくら弱点があっても許せると言うくらい気に入っています。
中音域に関しては、やはりボーカルはやや引き気味。傾向としてはノーマルと変わりませんが、凹み方としては、やや緩和されノーマルよりはボーカルが前に出てきている印象があります。全体的に、ややしっとりとした感じだと思います。
高音域は、やや細いか?DT990の高音域に関しては、刺さる・シャリつくなどの感想をよく見ますが、個人的にはノーマルでも気にならないと思います。SD&XLRでも高音は、ややおとなしめで量も少ない感じを受けます。のびに関しては標準的で、詰まるわけでも、よく伸びるわけでもないといった感じでしょうか。
解像度に関しては、ノーマルよりレベルアップはしていますが、E9やAD1000PRMほどではないかと思います。フルバランス化によって、細かい音を拾うことに関しては、かなりの向上を認めましたが、音の分離という面では、あまり変化を感じませんでした。
音のエッジはきつさは無く、ピントもキチンとあっており聴き疲れしない音だと思います。音の立ち上がりは標準的で、余韻をやや残す鳴り方。
全体的にウォームですが、特に暗いという感じは受けませんでした。これは、特徴的な低音が沈むだけではなく、刺激的でもあるからではないかと思っています。
基本的には、何でも気持ちよく聴けると思いますが、なにか得意なジャンルをあげろと言われれば、やはりジャズでしょうか。生楽器の音につやがあり、特にウッドベースなどの厚みと刺激は、今まで聴いたことのない音でした。
ロックやクラシックも、重厚なものは特に迫力を持って聴けると思います。
電子音を多用した打ち込み系や、ハイスピードな楽曲はE9の方が面白く聴けるかもしれません。
トータルとしては、「もう開放型は、これでアガリでいいんじゃね?」と思うほどの満足度。いやー、やっぱりDT990は最高です。たぶん、MBA-1との相性も抜群のような気がしますが、他のバランスアンプを持っていないので、あくまでも想像。
MBA-1のアンプとしての評価は、また別にしたいと思います。
とりあえずは、こんなところ。また、加筆・修正するかもしれません。
ではでは
さて、DT990 SD&XLRも環境が整ったのでファースト・インプレッションをば。まあ、同様の環境を構築しようという方は、ほとんどいらっしゃらないと思いますので、自己満足用ということで。
現在の環境はiTransport→AT-RD5000→izo iDAC-1→OYAIDE PA-02/TX→MBA-1という環境です。デジタルケーブルに関してはTimeload Absoluteの方が好みなのですが、取り回しが悪すぎるので、オーテクのRD5000に戻しました。というか、あまりにも硬すぎて、ラックに入れるとiTransportが浮きますww
まずは外観ですが、すでに換気扇とかビッグ・ザ・ブドーなどと揶揄されているとおり、かなり個性的。だが、そこが良い。この無個性な時代に、キチンと個性を表現していること自体に価値があるのです。(さあ、例によってDT990関連は誉めることしかしませんよ)
側圧は、PROに比較してかなりゆるめ。もともとDT990の装着感は抜群でしたが、よりゆったり聴ける圧力。特に緩すぎるとは感じませんでした。
音の傾向は低音より。DT990はよくドンシャリと言われますが、個人的には高音のシャリつきは、あまりないと思います。
音場は、とにかく広い。よく音場が広いと言われているHD650やK701と比較しても、比較すること自体が馬鹿らしくなるほど広い。もともとDT990の空間表現は、他に類をみないほど優れたものだと思いますが、それに輪をかけて空間が広がっているのを感じます。特に遠くの音が、小さい音ではなくキチンと遠くで鳴っている音として聞こえるのがすばらしい。音場の狭いヘッドホンでは、本来は遠くで鳴っているはずの音が、近くで小さく鳴っている音になってしまいますからね。
もちろん、結果として音の定位が非常に判りやすくなっています。
ただ、左右の分離が良すぎて、楽曲によっては若干センターが薄くなるような印象も受けました。
低音の質感は、相変わらずすばらしい。E9のような締まった低音ではなく、とにかく底の方から湧いてくるような沈む低音。これがロックやジャズのドラム・ベースと組み合わさると、うねるように響いて、非常に迫力があります。もう、この低音だけでも、他にいくら弱点があっても許せると言うくらい気に入っています。
中音域に関しては、やはりボーカルはやや引き気味。傾向としてはノーマルと変わりませんが、凹み方としては、やや緩和されノーマルよりはボーカルが前に出てきている印象があります。全体的に、ややしっとりとした感じだと思います。
高音域は、やや細いか?DT990の高音域に関しては、刺さる・シャリつくなどの感想をよく見ますが、個人的にはノーマルでも気にならないと思います。SD&XLRでも高音は、ややおとなしめで量も少ない感じを受けます。のびに関しては標準的で、詰まるわけでも、よく伸びるわけでもないといった感じでしょうか。
解像度に関しては、ノーマルよりレベルアップはしていますが、E9やAD1000PRMほどではないかと思います。フルバランス化によって、細かい音を拾うことに関しては、かなりの向上を認めましたが、音の分離という面では、あまり変化を感じませんでした。
音のエッジはきつさは無く、ピントもキチンとあっており聴き疲れしない音だと思います。音の立ち上がりは標準的で、余韻をやや残す鳴り方。
全体的にウォームですが、特に暗いという感じは受けませんでした。これは、特徴的な低音が沈むだけではなく、刺激的でもあるからではないかと思っています。
基本的には、何でも気持ちよく聴けると思いますが、なにか得意なジャンルをあげろと言われれば、やはりジャズでしょうか。生楽器の音につやがあり、特にウッドベースなどの厚みと刺激は、今まで聴いたことのない音でした。
ロックやクラシックも、重厚なものは特に迫力を持って聴けると思います。
電子音を多用した打ち込み系や、ハイスピードな楽曲はE9の方が面白く聴けるかもしれません。
トータルとしては、「もう開放型は、これでアガリでいいんじゃね?」と思うほどの満足度。いやー、やっぱりDT990は最高です。たぶん、MBA-1との相性も抜群のような気がしますが、他のバランスアンプを持っていないので、あくまでも想像。
MBA-1のアンプとしての評価は、また別にしたいと思います。
とりあえずは、こんなところ。また、加筆・修正するかもしれません。
ではでは
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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