日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、最近仕事が忙しくなってきたbenoitです。
さて、僕のハートをわしづかみにして離さないDT990ですが、正直なところ惚れ込みすぎて褒める事しかできません。完全に恋は盲目フィルターがかかっているので、今回はいつも以上に信用できないレビューとなります。
試聴環境は、いつものごとくPS3+光デジタル+iHA-1 V2.1です。
まず外観ですが、PROシリーズはEditionとは異なり、もろにプラスチッキーで高級感はまったくありません。このあたりは、ゾネホンに通じるところがあるかもしれません。でも、変に高級感がないところが親しみやすくて好感が持てます。カジュアルな好感度大。(あばたもエクボで行きますよ)
装着感は極めて良好。側圧はちょうど良く、イヤーパッドも耳全体を覆う形なので、特に接触部が痛むような事もありません。ヘッドバンドもほどよく負荷がかかり、何時間でも装着する事が出来ます。(これは本当)
開放型なので、当然遮音性や音漏れ防止は悪い。
音の傾向は、明らかなドンシャリ。
特に低音は超低音までシッカリと出ており、締まりもあります。よく「暗い」と表現される低音ですが、個人的には刺激もありノリも悪くはなく、それほど暗いという印象は受けませんでした。どちらかというとHD650の方が暗く感じます。また、中音域へのつながりもスムーズで、いわゆる低音のみが目立つドンシャリとは異なると思います。
中音域は、量としてはやや少ないですが、特に情報量が少ないというわけではないと思います。むしろ、僕が一番惹かれているのは中音域で、非常に立体的で独特の空間表現を持っています。
この音の立体感というのも、いわゆるサラウンド的な物では無く、普通に聴いていてシッカリと前方定位が感じ取れます。ヘッドホンで前方定位の話をし出すと某K君のようですが、今までのヘッドホンは多かれ少なかれ耳より後に回り込む感じがあったのですが、DT990に関しては後方からの音はなく、少なくとも斜め前方ぐらいから音が聞こえます。
ボーカルにも、独特の艶があり男性・女性ボーカルともに非常に生々しく聞こえます。解像度に関しては、音の量が少ないためやや低く感じる事もありますが、必要な音は十分に拾っていると思います。
高音域は、明らかにシャリつきます。これに関しては、量が出ていると言うよりは、鳴り方でシャリつきが目立つ感じでしょうか。特にシンバルなどの金属系のシャリつきはかなり目立ちます。その割には、女性簿ボーカルなどの高音はあまり刺激的ではなく、サ行の刺さり等もありません。
高音域の伸びそのものは標準的だと思います。
音場は広く、K701やHD650と同等以上です。そこに前述の前方定位が加わりますので、音の定位も拾いやすく聴きやすい音場です。
残響音は、やや残る感じで、これが中音域の独特の空間表現の助けになっているんではないかと考えます。
音の厚みは、低音から中音にかけ十分な厚みがあり、シッカリとした重い音を聴かせてくれます。
音の立ち上がりは、標準的。特に遅くも早くもなく聴きやすいリズムで鳴らしてくれます。
全体的にウォームな鳴り方で、刺激と優しさが同時に味わえるという点も、今までに無い鳴り方で非常に気に入っています。エッジが丸すぎるというわけではないのに、音が柔らかいためボリュームを上げていっても耳が痛くなる事はありません。
開放型のリファレンスといわれている、HD650やK701と比較しても、まったく引けは取りません。と言うか、明らかに優位に立っています。(少なくとも僕の中では)
ということで、高音部のシャリつきが気になる以外は欠点はまったく見あたりません。というか、高音部のシャリつきも楽曲によっては適度の刺激となって非常に良い感じです。
お勧めのジャンルは全て。歌謡曲やロックは非常に気持ちよくストレートに聴かせてくれます。特にDT990でpillowsを聴くと、もう他のヘッドホンでは聴けない。ジャズはベースやピアノの表現が秀逸ですし、クラシックは音場の広さと、音の厚みで重厚にオーケストラを聴かせてくれます。
まあ、完全に惚れ込んでしまっていますので、当然あまり公平とは言えないレビューですが、もし僕のブログを見ていただいて、少しでも気になるようであれば、絶対に後悔はさせないヘッドホンだと思います。
2ch風に言わせてもらえれば「DT990は、俺の嫁」というくらいはまってます。
ではでは
H21.2.9追記
上のレビューでは、高音域がシャリつくと書いていますが、今の僕の感覚からすると何故そんな風に書いたのか自分でも判りません。たぶん、ネット上の情報でバイアスがかかっていたのかもしれません。
少なくとも、今の時点では高音は、ややおとなしいと感じるくらい。ややつまり気味で、のびも今ひとつというところかな。
さて、僕のハートをわしづかみにして離さないDT990ですが、正直なところ惚れ込みすぎて褒める事しかできません。完全に恋は盲目フィルターがかかっているので、今回はいつも以上に信用できないレビューとなります。
試聴環境は、いつものごとくPS3+光デジタル+iHA-1 V2.1です。
まず外観ですが、PROシリーズはEditionとは異なり、もろにプラスチッキーで高級感はまったくありません。このあたりは、ゾネホンに通じるところがあるかもしれません。でも、変に高級感がないところが親しみやすくて好感が持てます。カジュアルな好感度大。(あばたもエクボで行きますよ)
装着感は極めて良好。側圧はちょうど良く、イヤーパッドも耳全体を覆う形なので、特に接触部が痛むような事もありません。ヘッドバンドもほどよく負荷がかかり、何時間でも装着する事が出来ます。(これは本当)
開放型なので、当然遮音性や音漏れ防止は悪い。
音の傾向は、明らかなドンシャリ。
特に低音は超低音までシッカリと出ており、締まりもあります。よく「暗い」と表現される低音ですが、個人的には刺激もありノリも悪くはなく、それほど暗いという印象は受けませんでした。どちらかというとHD650の方が暗く感じます。また、中音域へのつながりもスムーズで、いわゆる低音のみが目立つドンシャリとは異なると思います。
中音域は、量としてはやや少ないですが、特に情報量が少ないというわけではないと思います。むしろ、僕が一番惹かれているのは中音域で、非常に立体的で独特の空間表現を持っています。
この音の立体感というのも、いわゆるサラウンド的な物では無く、普通に聴いていてシッカリと前方定位が感じ取れます。ヘッドホンで前方定位の話をし出すと某K君のようですが、今までのヘッドホンは多かれ少なかれ耳より後に回り込む感じがあったのですが、DT990に関しては後方からの音はなく、少なくとも斜め前方ぐらいから音が聞こえます。
ボーカルにも、独特の艶があり男性・女性ボーカルともに非常に生々しく聞こえます。解像度に関しては、音の量が少ないためやや低く感じる事もありますが、必要な音は十分に拾っていると思います。
高音域は、明らかにシャリつきます。これに関しては、量が出ていると言うよりは、鳴り方でシャリつきが目立つ感じでしょうか。特にシンバルなどの金属系のシャリつきはかなり目立ちます。その割には、女性簿ボーカルなどの高音はあまり刺激的ではなく、サ行の刺さり等もありません。
高音域の伸びそのものは標準的だと思います。
音場は広く、K701やHD650と同等以上です。そこに前述の前方定位が加わりますので、音の定位も拾いやすく聴きやすい音場です。
残響音は、やや残る感じで、これが中音域の独特の空間表現の助けになっているんではないかと考えます。
音の厚みは、低音から中音にかけ十分な厚みがあり、シッカリとした重い音を聴かせてくれます。
音の立ち上がりは、標準的。特に遅くも早くもなく聴きやすいリズムで鳴らしてくれます。
全体的にウォームな鳴り方で、刺激と優しさが同時に味わえるという点も、今までに無い鳴り方で非常に気に入っています。エッジが丸すぎるというわけではないのに、音が柔らかいためボリュームを上げていっても耳が痛くなる事はありません。
開放型のリファレンスといわれている、HD650やK701と比較しても、まったく引けは取りません。と言うか、明らかに優位に立っています。(少なくとも僕の中では)
ということで、高音部のシャリつきが気になる以外は欠点はまったく見あたりません。というか、高音部のシャリつきも楽曲によっては適度の刺激となって非常に良い感じです。
お勧めのジャンルは全て。歌謡曲やロックは非常に気持ちよくストレートに聴かせてくれます。特にDT990でpillowsを聴くと、もう他のヘッドホンでは聴けない。ジャズはベースやピアノの表現が秀逸ですし、クラシックは音場の広さと、音の厚みで重厚にオーケストラを聴かせてくれます。
まあ、完全に惚れ込んでしまっていますので、当然あまり公平とは言えないレビューですが、もし僕のブログを見ていただいて、少しでも気になるようであれば、絶対に後悔はさせないヘッドホンだと思います。
2ch風に言わせてもらえれば「DT990は、俺の嫁」というくらいはまってます。
ではでは
H21.2.9追記
上のレビューでは、高音域がシャリつくと書いていますが、今の僕の感覚からすると何故そんな風に書いたのか自分でも判りません。たぶん、ネット上の情報でバイアスがかかっていたのかもしれません。
少なくとも、今の時点では高音は、ややおとなしいと感じるくらい。ややつまり気味で、のびも今ひとつというところかな。
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無題
DT990は個人的に音場がイマイチで中域がスカスカって印象ばっかり残ってます・・・。特にオーケストラ系のソースを聴くとなんか低音と高音ばっかりで迫力が無いって言うか。この辺りはPROline2500と似てるかも。
けど室内楽系のソースだと雰囲気の出し方が凄い上手いなーって思いましたね。なんかこう凄い生々しいと言うか。深い感じでした。
けど室内楽系のソースだと雰囲気の出し方が凄い上手いなーって思いましたね。なんかこう凄い生々しいと言うか。深い感じでした。
無題
ありゃ、うぐぅ~さんの耳には合いませんでしたか、残念。
個人的には、中音域こそ評価の対象なのですが、ネット上でも中音音域の高い評価は見かけませんので、たまたま僕の好みにあっただけかもしれません。
とはいえ、好みに合うのが一番なので、やはり夢中ですww
個人的には、中音域こそ評価の対象なのですが、ネット上でも中音音域の高い評価は見かけませんので、たまたま僕の好みにあっただけかもしれません。
とはいえ、好みに合うのが一番なので、やはり夢中ですww
無題
確かに好みにハマれば他にはフラグシップになり得る音だと思います。
ちなみに、自分は結構な浮気性で色々買ったり売ったり。とりあえず、オンリーワンな一台よりも使い分けによる隙無いエリートな集団を作ってるところですね。
今は友達の持ってるHFI-780を聴いてみたらかなり惚れたのでそのうち突撃するかと思います。
ちなみに、自分は結構な浮気性で色々買ったり売ったり。とりあえず、オンリーワンな一台よりも使い分けによる隙無いエリートな集団を作ってるところですね。
今は友達の持ってるHFI-780を聴いてみたらかなり惚れたのでそのうち突撃するかと思います。
無題
自分もDT990PROは好きですが、さすがに褒めすぎですって(^。^)
音の立体感ではGRADO系の方が優れてますよ
あの感覚は他のヘッドホンでは味わえません。
また音場が広いというよりも遠くで鳴っている、という感じが強く、
空間的な表現ではK701やHD650には敵わないとは思います。
まぁ、自分なんかはその淡々と遠くで鳴るのが好きなのですけど(*^_^*
beyerの魅力は他の機種と同じ土俵で表現しようとすると難しいのかもしれませんね
音の立体感ではGRADO系の方が優れてますよ
あの感覚は他のヘッドホンでは味わえません。
また音場が広いというよりも遠くで鳴っている、という感じが強く、
空間的な表現ではK701やHD650には敵わないとは思います。
まぁ、自分なんかはその淡々と遠くで鳴るのが好きなのですけど(*^_^*
beyerの魅力は他の機種と同じ土俵で表現しようとすると難しいのかもしれませんね
無題
>>うぐぅ~さん
おっ、HFI-780にいきますか。僕はHFI系の音は聴いた事無いので気にはなっているんですよね。
ただ、PROシリーズを聞く限りは、ゾネホンは僕の好みでないかも?
また、レビュー期待しています。
>>セラミックさん
やっぱり、褒めすぎですかねww
まあ、冷静にレビューすれば、低音過多だったり、音が人工的だったり突っ込むところはいくらでもあるのですが、僕に言わせてもらえば、それすらも個性ですよ。
でも、GRADOも気になるなぁ。
おっ、HFI-780にいきますか。僕はHFI系の音は聴いた事無いので気にはなっているんですよね。
ただ、PROシリーズを聞く限りは、ゾネホンは僕の好みでないかも?
また、レビュー期待しています。
>>セラミックさん
やっぱり、褒めすぎですかねww
まあ、冷静にレビューすれば、低音過多だったり、音が人工的だったり突っ込むところはいくらでもあるのですが、僕に言わせてもらえば、それすらも個性ですよ。
でも、GRADOも気になるなぁ。
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ホワイトブルーワーカー
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腕時計、デジモノガジェット集め
自己紹介:
30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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