日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、今日は子供を子供美術館に連れて行ったbenoitです。
さて、そろそろiHV-1 V2チューニングバージョン(とりあえずV2.1と呼ぼうかと思っています)を100時間以上なら仕込んだので、レビューしたいと思います。
まずは外観ですが、ほぼ想像通りの大きさ。デスクトップオーディオと名乗るだけあってコンパクトな仕上がり。実際にノートPCの隣に置いても特に邪魔になるような大きさではないと思います。
アルミの筐体は十分な高級感があり、少なくとも僕の個体に関しては色むらや部品のずれなどは認めませんでした。
ただ、2chなどを見ると結構個体差はありそうで、物によっては作りの荒い物もあるようです。まあ、このあたりは半ばガレージメーカーなので御愛嬌というところではないでしょうか。
入力はデジタル同軸、光、アナログRCAがそれぞれ1端子ずつで十分な物だと思います。
前面のパネルで入力切り替えをしますが、電源のLEDも含めて白色LEDは高級感とデザインのセンスを感じさせます。
さて、次は肝心の音質ですが、まずは僕の試聴環境から。前にも言ったとおり、現在はトランスポーターは決定していないので暫定的にPS3の光出力からV2.1に接続、評価用のヘッドホンはKH-K1000をリファレンスにK701、Proline750で評価しました。
音質の評価をするのにトランスポーターがPS3って、どうよという意見もあるかと思いますが、現時点での僕のスタンスは、デジタル出力に貴賎なしなので問題ないかと。まあ、今後この意見は変わるかもしれませんが。
で、最初はエイジング前の音質。
まず、一聴して感じるのは、音の解像度、立体感の素晴らしさ。音は硬めですが、その分一音一音の分離がハッキリとしていてエッジも鋭く、楽器の定位もよくわかります。まさに一つ一つの楽器やボーカルがキチンと別々の音として認識されます。同時に複数の楽器が鳴っていても、音が重なるのではなく、個々の位置から別々に聞こえてくる感じでしょうか。
特に素晴らしいのは、低~中音域にかけての解像度。今まで強い低音にマスクされていた境界域の音がハッキリと聞こえてきます。
また、ボーカルの艶も全く違うレベルの物となりました。今まで何回か「歌手の息づかいが聞こえるよう」という表現を使ってきたことがありますが、それらと比較してもさらに高いレベルの物で、本当に生の声のようです。
それと比較して、高音は悪くはないのですが、普通といった感じ。キチンと伸びがありますが、きらびやかさはあまり感じませんでした。
ただ、特に目立つ高音が無いおかげで、全体のバランスとしては、非常にフラットで聴きやすい音作りになっていると思います。これで高音が主張しすぎていたら、たぶん聴き疲れしやすいバランスになっていたかも。
また、初期の段階ではやや音が荒く、分解能が高いことも相まって、サ行の刺さる感じは強く、音がソリッドな反面若干ざらつく感じがあったと思います。
S/Nは、かなり高く感じてバックグラウンドは黒く、メリハリが強く感じます。無音部分がしっかりと黒いので、全体の空気が締まっており、音としては冷たく硬めでした。
音楽のジャンルは特に選ばずに、どれもキチンとならしてくれる印象。おそらく原音忠実性が比較的高く、ややモニタライクな音作りなので、特に不得意な分野がないのではないでしょうか。
ただ、僕の感想としては、全ジャンルをそつなくこなすというよりは、全ジャンルを高いレベルで再現してくれているという感じで、無個性とは言いたくないですね。
艶があるから生楽器も臨場感を持って聞こえるし、メリハリがあるから打ち込み系やロックもノリよく鳴らしてくれます。
ヘッドホンとの相性に関しては、なにせ手持ち我が少ないので何ともいえないのですが、僕の聴く限りでは、これも相性が悪いという組み合わせはなく、それぞれのヘッドホンの特徴を良く引き出してくれていると感じました。
KH-K1000ではオールマイティに鳴らし、K701では優しく上品に、Proline750ではドンシャリで元気よく鳴らしてくれます。
個人的には、音の硬さとザラつきの相乗効果が面白くProline750でロック、打ち込み系を鳴らすのが面白く感じました。何か、超ノリノリの音になります。
とりあえずの感想は、こんなところ。
次はエイジング後の感想と、入力を切り替えてのレビューをしてみたいと思っています。
ではでは
さて、そろそろiHV-1 V2チューニングバージョン(とりあえずV2.1と呼ぼうかと思っています)を100時間以上なら仕込んだので、レビューしたいと思います。
まずは外観ですが、ほぼ想像通りの大きさ。デスクトップオーディオと名乗るだけあってコンパクトな仕上がり。実際にノートPCの隣に置いても特に邪魔になるような大きさではないと思います。
アルミの筐体は十分な高級感があり、少なくとも僕の個体に関しては色むらや部品のずれなどは認めませんでした。
ただ、2chなどを見ると結構個体差はありそうで、物によっては作りの荒い物もあるようです。まあ、このあたりは半ばガレージメーカーなので御愛嬌というところではないでしょうか。
入力はデジタル同軸、光、アナログRCAがそれぞれ1端子ずつで十分な物だと思います。
前面のパネルで入力切り替えをしますが、電源のLEDも含めて白色LEDは高級感とデザインのセンスを感じさせます。
さて、次は肝心の音質ですが、まずは僕の試聴環境から。前にも言ったとおり、現在はトランスポーターは決定していないので暫定的にPS3の光出力からV2.1に接続、評価用のヘッドホンはKH-K1000をリファレンスにK701、Proline750で評価しました。
音質の評価をするのにトランスポーターがPS3って、どうよという意見もあるかと思いますが、現時点での僕のスタンスは、デジタル出力に貴賎なしなので問題ないかと。まあ、今後この意見は変わるかもしれませんが。
で、最初はエイジング前の音質。
まず、一聴して感じるのは、音の解像度、立体感の素晴らしさ。音は硬めですが、その分一音一音の分離がハッキリとしていてエッジも鋭く、楽器の定位もよくわかります。まさに一つ一つの楽器やボーカルがキチンと別々の音として認識されます。同時に複数の楽器が鳴っていても、音が重なるのではなく、個々の位置から別々に聞こえてくる感じでしょうか。
特に素晴らしいのは、低~中音域にかけての解像度。今まで強い低音にマスクされていた境界域の音がハッキリと聞こえてきます。
また、ボーカルの艶も全く違うレベルの物となりました。今まで何回か「歌手の息づかいが聞こえるよう」という表現を使ってきたことがありますが、それらと比較してもさらに高いレベルの物で、本当に生の声のようです。
それと比較して、高音は悪くはないのですが、普通といった感じ。キチンと伸びがありますが、きらびやかさはあまり感じませんでした。
ただ、特に目立つ高音が無いおかげで、全体のバランスとしては、非常にフラットで聴きやすい音作りになっていると思います。これで高音が主張しすぎていたら、たぶん聴き疲れしやすいバランスになっていたかも。
また、初期の段階ではやや音が荒く、分解能が高いことも相まって、サ行の刺さる感じは強く、音がソリッドな反面若干ざらつく感じがあったと思います。
S/Nは、かなり高く感じてバックグラウンドは黒く、メリハリが強く感じます。無音部分がしっかりと黒いので、全体の空気が締まっており、音としては冷たく硬めでした。
音楽のジャンルは特に選ばずに、どれもキチンとならしてくれる印象。おそらく原音忠実性が比較的高く、ややモニタライクな音作りなので、特に不得意な分野がないのではないでしょうか。
ただ、僕の感想としては、全ジャンルをそつなくこなすというよりは、全ジャンルを高いレベルで再現してくれているという感じで、無個性とは言いたくないですね。
艶があるから生楽器も臨場感を持って聞こえるし、メリハリがあるから打ち込み系やロックもノリよく鳴らしてくれます。
ヘッドホンとの相性に関しては、なにせ手持ち我が少ないので何ともいえないのですが、僕の聴く限りでは、これも相性が悪いという組み合わせはなく、それぞれのヘッドホンの特徴を良く引き出してくれていると感じました。
KH-K1000ではオールマイティに鳴らし、K701では優しく上品に、Proline750ではドンシャリで元気よく鳴らしてくれます。
個人的には、音の硬さとザラつきの相乗効果が面白くProline750でロック、打ち込み系を鳴らすのが面白く感じました。何か、超ノリノリの音になります。
とりあえずの感想は、こんなところ。
次はエイジング後の感想と、入力を切り替えてのレビューをしてみたいと思っています。
ではでは
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無題
どうもです。
CD用にPS3は悪くないと思います、少なくともうちよりちゃんとしてると思います(苦笑)。
iHA-1 V2の前は結構安いHPA(AT-HA20)を使っていて値段を考えれば悪くないものなんですが、iHA-1 V2は”増幅する”だけじゃない再生装置として別格ですね。
立体感など、ヘッドホンでこんな感覚が味わえるとは購入前は想像してませんでした。
続きを楽しみにしてます。
アナログ接続だとまた変わっておもしろいですよ。
CD用にPS3は悪くないと思います、少なくともうちよりちゃんとしてると思います(苦笑)。
iHA-1 V2の前は結構安いHPA(AT-HA20)を使っていて値段を考えれば悪くないものなんですが、iHA-1 V2は”増幅する”だけじゃない再生装置として別格ですね。
立体感など、ヘッドホンでこんな感覚が味わえるとは購入前は想像してませんでした。
続きを楽しみにしてます。
アナログ接続だとまた変わっておもしろいですよ。
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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