日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、朝飯を食べ損なって空腹のbenoitです。
さて、予定通りに昨日amazonnさんよりATH-CK10が届いたので、早速試聴してみました。
まず外観ですが、これは想像していた以上に小さくて軽い。これで本当にドライバが2つ入っているんだろうかと思うくらい。E500や10Proになれていた僕としては、この時点で軽く驚いてしまった。
装着感も、その小ささもあいまって非常に心地よい。UEの製品のように耳から飛び出すような事は無く、ドライバごとすっぽりと耳の中に隠れるように装着できる。
付属のイヤーチップもMサイズのままでジャストフィット。特に圧迫感も無く、遮音性も良好。EP720の3段きのこ程の遮音性ではないが、E500(ウレタン)、10Pro(スポンジ)よりは高いといったところ。
ケーブルも細くしなやかなので、タッチノイズは、ほとんど気にならないレベル。
そして肝心の音質ですが、これはかなり特徴的。
まず第一印象として、音の解像度がすばらしく高い。この解像度に関しては、今まで聴いてきたヘッドホンの中でも群を抜いている。
これは、聴き比べるまでも無く音がなった瞬間に感じ取れるレベルだと思います。
ボーカル、バックグランドの楽器の音が一塊になることは全く無く、完全に分離して聴こえてきます。低音から高音域までフラットに鳴っており、それぞれの音域が他の音域をマスクするようなこともありませんでした。
ただ、これは一概に賞賛できるものではなく、僕としてはちょっと、細かく鳴り過ぎているという印象です。音の分離がはっきりしすぎていて、神経質に響いてしまうため、聞き疲れ感があります。
僕は、もともと中~高音域の解像度が高い音が好みなので、僕がそう感じるということは、人によって更にうるさく感じてしまうことがあるかもしれません。
音場はやや狭く、カナル型の特徴である頭の中で定位してしまう感じが強いです。また、ボーカルは大丈夫なのですが、バックグランドの楽器によっては耳のすぐそばなっている感じがあります。
音の厚みはあまりなく、高音域はキラキラするようなきらびやかな鳴り方をしますが、低~中音域の圧力はやや迫力不足と感じました。
よくレビューで見かけるように、低音域が弱いとは感じませんでしたが、音の厚みが不足しているので、どうしても少しやせて聞こえてしまう。
音作りとしては高音よりで、音は軽い。そのため、音楽がちょっとチープに感じてしまうかもしれません。
総括としては、なるべく原音に忠実にしようという非常にモニタライクなヘッドホンで、実際その試みは成功していると思います。
しかしながら、音を鳴らすことには全く問題なくすばらしい製品なのだけれども、音楽を楽しむという観点から考えると、ややアンバランスな印象を受けました。
製品としての完成度は高いけれども、人を選ぶヘッドホンというところでしょうか。
ではでは
よろしかったら、みんぽすで評価していただければ嬉しいです。
さて、予定通りに昨日amazonnさんよりATH-CK10が届いたので、早速試聴してみました。
まず外観ですが、これは想像していた以上に小さくて軽い。これで本当にドライバが2つ入っているんだろうかと思うくらい。E500や10Proになれていた僕としては、この時点で軽く驚いてしまった。
装着感も、その小ささもあいまって非常に心地よい。UEの製品のように耳から飛び出すような事は無く、ドライバごとすっぽりと耳の中に隠れるように装着できる。
付属のイヤーチップもMサイズのままでジャストフィット。特に圧迫感も無く、遮音性も良好。EP720の3段きのこ程の遮音性ではないが、E500(ウレタン)、10Pro(スポンジ)よりは高いといったところ。
ケーブルも細くしなやかなので、タッチノイズは、ほとんど気にならないレベル。
そして肝心の音質ですが、これはかなり特徴的。
まず第一印象として、音の解像度がすばらしく高い。この解像度に関しては、今まで聴いてきたヘッドホンの中でも群を抜いている。
これは、聴き比べるまでも無く音がなった瞬間に感じ取れるレベルだと思います。
ボーカル、バックグランドの楽器の音が一塊になることは全く無く、完全に分離して聴こえてきます。低音から高音域までフラットに鳴っており、それぞれの音域が他の音域をマスクするようなこともありませんでした。
ただ、これは一概に賞賛できるものではなく、僕としてはちょっと、細かく鳴り過ぎているという印象です。音の分離がはっきりしすぎていて、神経質に響いてしまうため、聞き疲れ感があります。
僕は、もともと中~高音域の解像度が高い音が好みなので、僕がそう感じるということは、人によって更にうるさく感じてしまうことがあるかもしれません。
音場はやや狭く、カナル型の特徴である頭の中で定位してしまう感じが強いです。また、ボーカルは大丈夫なのですが、バックグランドの楽器によっては耳のすぐそばなっている感じがあります。
音の厚みはあまりなく、高音域はキラキラするようなきらびやかな鳴り方をしますが、低~中音域の圧力はやや迫力不足と感じました。
よくレビューで見かけるように、低音域が弱いとは感じませんでしたが、音の厚みが不足しているので、どうしても少しやせて聞こえてしまう。
音作りとしては高音よりで、音は軽い。そのため、音楽がちょっとチープに感じてしまうかもしれません。
総括としては、なるべく原音に忠実にしようという非常にモニタライクなヘッドホンで、実際その試みは成功していると思います。
しかしながら、音を鳴らすことには全く問題なくすばらしい製品なのだけれども、音楽を楽しむという観点から考えると、ややアンバランスな印象を受けました。
製品としての完成度は高いけれども、人を選ぶヘッドホンというところでしょうか。
ではでは
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腕時計、デジモノガジェット集め
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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