日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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ども、昨日はSU-DH1+KH-K1000でCOD4をプレイしていたbenoitです。SU-DH1のサラウンドが想像より良かったので、満足。これも、後日レビューしようかと思っています。
さて、今回はいろいろな買い物がいっぺんに届いてしまって放置気味になってしまったXA-V80ですが、これは、なかなか面白いDAPだと思います。
もともとVictorのalneoシリーズはオーディオメーカらしく高音質を売りにしているDAPです。
とはいえ、過剰なほどのこだわりを見せるKenwoodのMediaKegシリーズやポタアンを通した音に比べれば貧弱と言わざるを得ません。まあ、ただこれは比較対象が間違っているだけの話で、iPodと比較すれば明らかに音質は良いと思います。
音の傾向としては、中音域をしっかりと前に出してくる音作り。主旋律やボーカルに厚みがあり、なかなかクリアに響きます。
低音・高音域も過不足無く鳴っており、歌謡曲を聴くのには適したバランスだと思います。
解像度に関しては、悪くはないのですが、細かい情報はバッサリと切ってしまっている印象。上記のように、メインの音は張りがある良い音なのですが、バックグラウンドの細かい楽器などの音は、あまり聞こえてこない。複数の楽器の音が重なるようなシーンでは、メインの楽器のみが良く聞こえる。
オーケストラなどでも、楽器の定位を探るような細かい聴き方には不適だと思います。
ただ、これは聞きやすさを優先した音作りに、あえてしているのかもしれません。少なくとも、音の情報量が多すぎてボーカルが埋まってしまうような事は皆無でした。
インプレッションとしては、こんなところで音質に関しては、僕の好みとはズレますが、なかなかの出来だと思います。
で、ここからがこの機種の特徴なのですが、とにかくカスタマイズが豊富で、なおかつ設定しやすくなっています。
まあ、カスタマイズと言っても基本的にはイコライザをDAP側が選んでセッティングしてくれるだけなのですが、これがなかなか面白い。
まず、スタジオセッティングモードですが、これは最高96kHz、25bitまでサンプリングを上げて再生するモード。まあ、それで一度失われた情報が復活するかどうかは疑問ですが、高音質の由来となっているモードです。
実際このモードにすると、音の傾向が変化します。中音域の飛び出した感じが少し弱くなり、全体的にフラットなバランスになったように感じました。
ただ、劇的な変化は特になく、音の情報量が増えたといった印象は特にありませんでした。
その他にも「サウンド工房」というモードがあり、リスニングする場所や使用するヘッドホンを選ぶと、その状況に合わせてalneoがプリセットをしてくれるというものです。これが、なかなか楽しくて、ヘッドホンの種類もオーバーヘッドでも開放型と密閉型、イヤホンもインナーイヤーとカナル型とにしっかりと分かれています。これも、選択するモードにより中音域が出たり引っ込んだりします。
さらに、このサウンド工房の中にチューニングというモードもあり、これは低域から高域にかけ段々と大きくなってくるいくつかの信号を聞こえた時点でボタンを押すというもの。まあ、まんま聴力検査ですな。
これは、僕のような年をとった高域が聞こえにくい耳には、高音を補完してくれるシステムのようです。
以上のように、カスタマイズに関しては異常なこだわりを見せており、今までのDAPとは違った方法で、音質を上げると言うよりは音を最適化しようとしています。
これは今までにないアプローチで、突き詰めていけばalneoシリーズの特徴として、大きくアピールできるような気がします。
とはいえ、僕としてはベースの音質がよいGD9ECやiPod+ポタアンの方が好みでしたけど…
ではでは
さて、今回はいろいろな買い物がいっぺんに届いてしまって放置気味になってしまったXA-V80ですが、これは、なかなか面白いDAPだと思います。
もともとVictorのalneoシリーズはオーディオメーカらしく高音質を売りにしているDAPです。
とはいえ、過剰なほどのこだわりを見せるKenwoodのMediaKegシリーズやポタアンを通した音に比べれば貧弱と言わざるを得ません。まあ、ただこれは比較対象が間違っているだけの話で、iPodと比較すれば明らかに音質は良いと思います。
音の傾向としては、中音域をしっかりと前に出してくる音作り。主旋律やボーカルに厚みがあり、なかなかクリアに響きます。
低音・高音域も過不足無く鳴っており、歌謡曲を聴くのには適したバランスだと思います。
解像度に関しては、悪くはないのですが、細かい情報はバッサリと切ってしまっている印象。上記のように、メインの音は張りがある良い音なのですが、バックグラウンドの細かい楽器などの音は、あまり聞こえてこない。複数の楽器の音が重なるようなシーンでは、メインの楽器のみが良く聞こえる。
オーケストラなどでも、楽器の定位を探るような細かい聴き方には不適だと思います。
ただ、これは聞きやすさを優先した音作りに、あえてしているのかもしれません。少なくとも、音の情報量が多すぎてボーカルが埋まってしまうような事は皆無でした。
インプレッションとしては、こんなところで音質に関しては、僕の好みとはズレますが、なかなかの出来だと思います。
で、ここからがこの機種の特徴なのですが、とにかくカスタマイズが豊富で、なおかつ設定しやすくなっています。
まあ、カスタマイズと言っても基本的にはイコライザをDAP側が選んでセッティングしてくれるだけなのですが、これがなかなか面白い。
まず、スタジオセッティングモードですが、これは最高96kHz、25bitまでサンプリングを上げて再生するモード。まあ、それで一度失われた情報が復活するかどうかは疑問ですが、高音質の由来となっているモードです。
実際このモードにすると、音の傾向が変化します。中音域の飛び出した感じが少し弱くなり、全体的にフラットなバランスになったように感じました。
ただ、劇的な変化は特になく、音の情報量が増えたといった印象は特にありませんでした。
その他にも「サウンド工房」というモードがあり、リスニングする場所や使用するヘッドホンを選ぶと、その状況に合わせてalneoがプリセットをしてくれるというものです。これが、なかなか楽しくて、ヘッドホンの種類もオーバーヘッドでも開放型と密閉型、イヤホンもインナーイヤーとカナル型とにしっかりと分かれています。これも、選択するモードにより中音域が出たり引っ込んだりします。
さらに、このサウンド工房の中にチューニングというモードもあり、これは低域から高域にかけ段々と大きくなってくるいくつかの信号を聞こえた時点でボタンを押すというもの。まあ、まんま聴力検査ですな。
これは、僕のような年をとった高域が聞こえにくい耳には、高音を補完してくれるシステムのようです。
以上のように、カスタマイズに関しては異常なこだわりを見せており、今までのDAPとは違った方法で、音質を上げると言うよりは音を最適化しようとしています。
これは今までにないアプローチで、突き詰めていけばalneoシリーズの特徴として、大きくアピールできるような気がします。
とはいえ、僕としてはベースの音質がよいGD9ECやiPod+ポタアンの方が好みでしたけど…
ではでは
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腕時計、デジモノガジェット集め
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30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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