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日記ブログのはずが、いつのまにか雑多なレビュー集になっていました。現在は、オーディオ初心者のbenoitを生暖かく見守るブログになっています。
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いやー、これはあまりにひどすぎるので伏字とかじゃなくて、はっきりと書いてしまいます。
医療関係者以外には、このSRLという会社は、まず耳にしたことが無い会社だと思います。ただ、医療検査の分野においては最大手といっても差し支えないほどの大きな医療検査会社です。
地域の医師会でも推奨されている、信用のある会社で、実際いままでの検査結果で、取り違えや、明らかにおかしいデータを返されたことは一度もありませんでした。
ウチは、まだ電子カルテではなく紙のカルテですがSRLからの検査データは、PCで確認できるようにしています。
その際に、DOCTOR'S DESK Light(DDL)というデータ管理ソフトを使用しています。これは電子カルテの簡易版で、採血・尿などのデータの表示しかできないのですが、時系列でグラフ作ったり、患者さんにデータをプリントアウトして渡したりと重宝させてもらっていました。
まあ、ここまでは何の問題も無かったのですが、仕事用のPCはもう4年目のPCで、やたらと動作も重くなってきたので、おもいきってPCをフォーマットしました。
もちろん、いくらいい加減な僕でも仕事のデータはきちんとバックアップしています。
過去数年分の患者さんのデータですから、紛失・盗難なんて事は論外です。
他の、こまごまとしたデータを移し終わって、最後にDDLを使用できるようにSRLに連絡を取りました。(データ保全上、自分でインストールしただけでは使用できない。)
それで、フォーマットしたPCにSRLから出張してもらって、DDLの最新版をインストールおよび設定してもらいました。
ここまでも、まったく問題ありませんでした。
ところが、過去のデータをレストアしようとするとエラーで読み込めない。
おかしいなと思いながら調べてみると、僕の過去のデータとバックアップの拡張子が変わっている。
ここで、ダメモトでバックアップデータ(もちろんコピー)の拡張子を変えてレストアしたところ、見事にハングアップ。
ただ、これは自分の判断で行ったことなので「バージョンアップで、下位互換性が不完全なんてヒドイなぁ。」と思う程度でした。
この時点では、自分のレストアの仕方が悪いだけで、まさか昔のデータがレストアできないなんて夢にも思っていませんでしたから。
そんなわけで、再びSRLに連絡を取り出張してもらい、データのバックアップができないことを説明しました。
ところが、そこで想像すらしていなかった返答が。
「昔のバージョンがわからないので、バックアップとレストアのことも判らない。」との事。
この返事を聞いたときは、まさにポカーンという感じでした。
いや、だって同じソフトのバージョン違いだよ。ワードやパワーポイントですら下位バージョンの読み込みすらできないなんて事があるか?
ましてや、堅牢生と正確性が何よりも優先されなくてはいけない医療情報だよ。今の時代、バイトのデータが流出しても全国ニュースになる時代だよ。
もうとにかく、唖然とするより他ありませんでした。
しかも、言い方が普通、超普通。顔に(それが、何か?)って書いてあるのがハッキリと見えるほど普通。
僕は、怒るのは得意じゃないんだけど、さすがに怒った。(まあ、怒られるのは得意かといわれれば、得意ではないが慣れてはいる。)
むこうも、それでやっと「サーバ上に残っているデータは、再送信できる。」と言い出した。
でも、それは1年分との事。
いや、これもおかしくね?
僕らだって、法律上5年間はカルテを保存しなくてはならない。しかも、ほとんどの施設は、5年でカルテを捨てることなんて無く、自主的にさらに何年かは保存しておく。
検査会社に対する法律には全く明るくないので、これが法的に妥当なものかどうかに対しては一切触れるつもりは無い。
だが、病院からデータを預かって、その人のカルテは最低5年間は病院にあるのに、サーバ上に1年分しかデータが残っていないって、どうよ?
さすがに、何らかのバックアップは取っているんだろうけど(まあ、これは僕の予想だけれども、さすがに取ってるよね?)、それが配信できないんだったら、クライアントにとってはデータが消えたのと同意義だよね。
まあ、それでもとにかく1年分だけでもデータを送ってくれと頼んでおいた。
そして、ちゃんとデータは送られてきました。
読み込むとハングアップするデータが

もう、何というか言葉もありません。
あまり医療関係のエントリーはしないんだけれども、これは、あまりにもひどすぎるので書いてみました。
特に、この件で問題なのが、これが手違いや、ケアレスミスではなくSRLのデータ管理に根源手的な問題があるという点です。
SRLが下位互換性の切捨てや、現状のデータ管理を続ける限り、この問題は永遠に解決しないのです。

なんか、途中から熱くなってしまったので、エントリーしようか迷ったのですが、別にウソは一切書いてないので、エントリーしました。

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いろいろ気持ちの整理はついていないのですが、結局のところbenoitを名のり続けることにしたbenoitです。

どう考えても、ベノワしたことは許されないことだし、子供を手にかけた時点で、どんな言い訳も出来ないと思う。

ただ、僕が観てきたリング上のベノさんも偽者ではなく4 realだ。

多分これから、WWEの歴史からベノワは消去される。
当然のことだ。
社会にも会社にもプロレス界にも肉親や友人にも迷惑をかけて、自分はさっさとこの世からいなくなってしまったんだから。

それでも、僕がベノさんからもらった感動や勇気は、やはり4 realだ。

彼とエディがいなければ、僕の人生は今よりも、ずっと無味乾燥なものだっただろう。

最悪の殺人鬼にして、最高のレスラー。

僕は凶獣クリス・ベノワからもらったものを、殺人鬼クリス・ベノワのような卑劣な人間に汚されたくない。

だから、WM20で頂点に立った男、ロイヤルランブルで29人抜きを成し遂げた男、カートやジェリコ、エディと最高の名勝負を繰り広げてきた男の名を名乗り続けたいと思う。

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今回の事件に対し、気持ちの整理がつくことなんて一生ないだろう。
これで、アメプロ(というより、プロレス)から撤退することは確実。
とにかく、よりによって何でエディとベノワなんだ。
この二人のいないプロレス界に未練はない。

一時は、全面休止にしようかと思ったり、全く別のブログサービスでリスタートしようかとも考えていたのだが、ごくわずかながらブックマークから飛んできている方々もいらっしゃるようなので、とりあえずはハンドルネーム変更として再開。

さて。
とはいえ新しいハンドルも考え付かない。今回のことを考えれば、逆に思い入れのない名前のほうが良いだろう。

ちょっと考えてみたところ、tonfiskなんて良いんじゃないかと思う。

これは、僕が”ちょっと”好きなフィンランドの食器メーカー。
フィンランド語で、たしか「鰯の缶詰」という意味だったと思う。
なんでデザイン食器のメーカー名がこんな名前になったかというと創業者いわく「なるべく意味のない名前がよかった。」とのこと。
そんなところも、今回の改名に良いんじゃないか。(まあ、意味がないということ自体に意味が生じてしまっているわけだけれども)

そんなわけで、次回からはtonfiskとしてリスタートしたいと想っています。

ではでは

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僕のハンドルネームの由来が判る人なら、理由は理解してもらえると思う。
二度と、このハンドルネームは使わない。

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ども、クリーニング屋に行くのをサボっていたら、冬用のズボンがなくなっていて、あせっているbenoitです。

早めにHDC-SD1のレビューを書こうとは思っているのだが、なかなかテンションが上がらない状態。2chだと叩かれまくっているけど、個人的には十分よい買い物をしたと思います。

伊坂幸太郎 原作、耕野 裕子 画の「陽気なギャングが地球を回す」読了
「陽気なギャング」は伊坂幸太郎の作品の中でも特に好きな作品なのだが、この漫画に関してはかなりヒドイ出来。
とにかく作画のレベルが低すぎる、しかも手抜き。同人誌でも許せないレベル。
原作が持つスピード感やピリッとしたセンスの良さを全てつぶしてしまっている。
ただ、反面教師的に改めて伊坂幸太郎の文章のセンスの良さに気付かされた。全く同じストーリーでも見せ方によってこうも違うものか。(by笹原)
先日も書いたばかりなのだが、やはり伊坂幸太郎の本質はトリッキーな物語構造ではなく、その文章そのもののセンスにあると思う。
さっさと積んである「フィッシュストーリー」を読まねば。

村上春樹の「はじめての文学」読了
初期の短編を中心に編集。村上春樹の作品は、ほとんど読んでいるはずなのだが、細部を忘れている作品が多くてビックリ。
村上春樹の短編は、どれも童話を読んでいるような気分になれて楽しい。物語に示唆があるのか無いのか判断しにくいところも、童話のようだ。(多分、無いんだろうとは思っている)
この作家のすごいところは、たった数行の文章で「村上春樹以外ではありえない」空気を伝えることが出来ることだと思っている。
正直な話、長編のテーマは常に同じもであり、さすがに飽きあきしていた感は否めないのだが、僕はこの人の作品が持つ妙なリアリティが大好きだ。
具体的に言うと「かえるくん」や「灰色猿」が持つリアリティが大好きだ。巨大な口をきくかえるやハンマーを持つ灰色猿にリアリティを持たせられる作家なんて、そうそういない。

そろそろデジモノレビューを再開せねば。
ではでは

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腕時計、デジモノガジェット集め
自己紹介:
30代半ば、2児の父です。
好きなものは、腕時計、デジモノ、ヘッドホンなど。
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